2010/01/17 日曜観光はなぜか家族ぐるみの大所帯で [休日]

10:00 Lillyとそのおじさん、友人(インドネシアから来たという?)と4人で車に乗り込む。ドミトリーの前まで迎えに来てくれた。車は比較的大きめのセダン(トヨタ)だったので余裕がある。まずは、Lillyの実家があるという台南近郊に向かうことになった。インドネシアから来たという彼女は、おじさんの家でお手伝いさんをしながら他にも仕事をしているようだ。漢語はまだあまり解らないようで、英語もそこそこといった感じ。おじさんもまあまあ英語を話せるので、何とかコミュニケーションは取れる。Lillyはだいたい喋れるので、たいがい漢語を翻訳してくれたり、こちらの言葉を伝えてくれたりする。時々、日本語も織り交ぜてあげる。変な使い方をしていると少し訂正してあげたりした。意味は伝わるけど、ネイティブにはおかしい言葉ってあるから。そう考えると、自分の話す英語何てネイティブにはちょっと恥ずかしくて話せないかも知れない。。。。ネイティブでない人達だから気軽に話せているような気がする。もう少し上達したら、次の段階としては出来るだけネイティブと関わることかも知れない。生活する上での日常会話程度は困らなくはなっているので。
10:40 台南のLillyの自宅に到着した。軽くお茶くらい頂いて出かけるのかと思ったら、何とスナックやチョコなどを頬張りながら、いきなりカラオケタイムとなってしまった。何でもお母さんがカラオケ好きで良く日本語の曲を歌うのだそうだ。くちなしの花?とか何とか酒?とか日本の演歌を4-5曲、お父さんやおじさんも歌いだした(中国語の曲)。みんな聴かせるだけあって、そこそこ上手い。日本語もスムースだった。しかし、会話は殆どできないようだ。単語や簡単な挨拶程度は解るらしい。いきなりのカラオケ接待に戸惑ったが、歌えと強要されなくて良かった。こういう人達は聴くのではなく、自分たちで歌う(聴かせる)のを楽しんでいるようなのだ。
11:20 何と家族全員で出かけるようだ。車2台で9人と大所帯である。何のツアー団体?って感じになってしまった。予想外の展開に唖然としていく。。。これから景色の良い場所に行って、昼ごはんにするのだそうだ。車で1時間ほどかかるようである。
12:00 何だか山道をくねくねと登り始める。舗装はされているが、あまり広くもなく少し気分が悪くなったが、途中の展望台のような場所に到着して景色を眺める。ここは奇岩が連なる景勝地で台南のはずれの山あいに存在するのだが、地球の歩き方には載っていない。草山月世界とかいう名前らしい。結構有名なのだそうだ。しばし、記念撮影などを行ってから再び移動。
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12:30 さらにくねくねと進み、山あいに存在する大きな山荘のような場所に到着。かなりの車が停まっている。有名な観光地のようである。視界の開けた屋上にレストランがあり、それぞれオープンスペースでゆったりと食べられるようになっている。テーブルは中華独特の回るやつで、真ん中には温めるコンロのようなものがついている。そこには大きな瓶に入ったスープが置かれた。特製のスープらしい(鶏がら、何だか高麗ニンジンのような根菜やらいろいろぶち込まれている)。お土産にと外で売っていた台湾バナナ(小さいヤツ)をくれた。一つ食べたが、それ程甘くないようである。スープから始まり、次から次へと運ばれてくる。皆、自分の分をどんどん積極的によそって食べている。あまり遠慮しているとなくなる勢いである。全体的に味は美味しかった。ここ台南地方は料理に関しては台湾の中でも1.2を争うほど美味しいと聞く。なるほどとうなずける感じだった。ガーリックを使った料理が多かったかも知れない。川エビの揚げたものなんかも味付けが絶妙で良かった。腹9分目くらいになったので止めておいた。
13:50 少し周りを散歩してから車に戻り、次の目的地に向かう。どこに行くかは知らされていないので楽しみでもあった(まだこの頃は)。
14:30 塩で有名な場所にやってきた。何でも塩の山があって、塩に関連したグッズや食べ物なのが多く売られている。塩でできた山は全てが岩塩となっていた(階段などまで)。
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風が強く、何となく目がしょぼつくし、鼻もムズツいてきた。少しアレルギーかも知れない。細かな塩の粒子が刺激しているのか?一行は露店で色々と物色し何やら買いこむ。おばさんが記念にとかいって、変てこな人形のキーホルダー?を買ってくれた。嬉しいような・・・。試食もかなりある。こちらの人達は試食にかなり力を入れているのだ。岩塩を熱でまぶした大きな鍋の中に生きたエビをそのまま入れて蓋をして蒸していた。岩塩の塩味がついた焼きエビの出来上がりである。ぱちぱちと蓋の中で跳ねていて可哀そうだったが、結局はみんなでそれをパクつくことになっていた。何だか常に食べ歩いている感じである。その他、塩栗(甘い栗が塩味!?。でもまあまあイケルかも知れない)や魚の干物なども塩であぶって焼いていた。
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さすがに塩ものばかり食べては喉が渇いてしまったので、ヤシジュースを買った(今日は自分で支払ったのはこれだけ)。他の見所は博物館だったが、そこには入らず。ペットとして売られている子豚(かなり小さい。遺伝子操作でもしているのだろうか?)が人気だった。ポニーもいて子供たちが乗って遊んでいた。
15:40 次の目的に出発する。何となく常に満腹感いっぱいな観光だ。そろそろ帰るのかな?と思いきや、また別の場所に向かい出した。
16:30 台南市内の運河にほど近い場所にある、エビ巻きなどで超有名な店に連れて来てくれる。また食べるのか?とちょっと驚いてしまうが、お母さんはたいてい17時頃夕食を取るのだそうだ。もう今日の夕食なんだなと理解する。しかし、食えるだろうか???出てきたのは、スープなしのひき肉入りのラーメンのようなもので、まあまあ美味しい(お腹が空いていればもっと上手いのだろう)。魚のすりおろし入り団子スープと、メインのエビ巻き(すったエビを揚げたもの)、確かにこれは美味しかった。醤油を甘く煮詰めたようなたれと、なぜかワサビをつけて食べるようだ。言われるがまま素直に食べておいた。さすがにもう満腹となり、店を後にすると、となりの店に入って、焼き芋を買っている。勧められるが、一切れ食べるのに精いっぱい。。。美味しいんだろうけどね。しかし、みんな良く食べますこと。
17:00 運河にほど近い、億載金城という昔の要塞だった場所に連れて来てくれた。少し日が傾きかけているが。。。ここには大砲が幾つも設置されていて、そのうちの一つがまだ実際に使用できるようで、ちょうどそのデモンストレーションが始まるところだった。当時の衣装に着替えた係りのおじさんたちが説明して、火薬を詰めてどーんとするのだ。合計3発飛ばした。当然、音と煙だけ。そんなこんなで見学し、周りを2周歩く(お腹を空かせようということになった)。
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17:50 もうさすがに帰るだろうと思いきや、最後にデザートを食べようと言う。豆花の有名な店が近くにあるとのこと。
18:20 そろそろ暗くなってきた。その店は確かに人気店のようで行列ができていた。豆腐関係の食べ物を扱っている食堂のようだ。アンコ入りの甘い豆腐を少しばかりもらった。味は甘すぎず美味しかった。今日食べたものは全て美味しかった。せっかく腹筋で少し引っ込めてきたのに、お腹の張り具合が気になってしまう。
18:40 ようやく観光は終了となった。さあ帰路に着くと思いきや、何だか道を間違えたようだ。街中で誰やらに電話して(もう一台とはぐれたらしい)、何とか復帰。
19:30 帰ると思いきや、いったんLillyの自宅に戻り小休憩をはさんだ。ここで両親や兄弟、親戚の人達は別れる。かなり濃厚な観光をさせてもらってしまった。このような観光が毎回続くとなるとちょっときついかも知れない。ドイツは全て独りで回っていたわけだからな~。たまにはこういうのもいいけど、基本は自分で行動したい人なのですな。
20:20 病院に戻って来る。かなり満足した1日であった。体重計がないので、お腹の出方で判断しなければいけない。今日も腹筋続けなければ。。。。。
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