2009/11/3 いよいよ台湾高雄へ [旅程]

7:10 妻と自宅を出発し、車で福岡空港まで向かう。前回のドイツ短期留学の時とは違って若干余裕がある。台湾という近い国であるということと2週間と期間が短いからだろう。おにぎりやおかずを車内で食べながら高速を快調に飛ばす。1時間足らずで到着した。
8:00 出発は9:55なので約2時間前に着いた(カウンターは出発30分前には締め切るらしい)。まずは買い足りないお土産類を物色しにいく。病院と教授とに幾つかこれというものを考えて購入。荷物になるので妻に再びトランクに詰め直してもらう。多少重量がかさんでしまったようだ。
8:30 check inを済ます。トランクは19.4Kgだった。今回も格安チケットなので名目上は20Kgまでとなっているが、そこまで厳密ではないよう。受付係りの人柄によるところが大のようである。いい係りの人なら機内の席に関しても色々とアレンジしてくれることもあるし、全く適当に(国外のケースが多い)ツアー集団の中に入れられたりもする。先日はロシア人カップルの席が離れ離れになっていて、機内搭乗後に変更してもらったりもあった。ということで受付係りは人の良さそうな人を選ぶのが良いと思われる。トランクの片側の鍵が緩んでいることを話すと即座にビニルテープで補強してくれた今日の係りはなかなか宜しかった。
8:50 両替はレートが悪く日本で替えるのは断念(ユーロを台湾ドルにしようと思っていたので)する。ぶらぶらと土産物屋や本屋をぶらついていると、搭乗口前に長蛇の列が出来ているのに気づく。
9:20 かなり今日は込んでいるようだ。まだまだ先が見えず大丈夫かなと心配になってくる。後ろの方で台北行き出発の人の優先搭乗を斡旋している。まだ自分らのいる位置は大丈夫だろうと判断されているのか来てくれず少し焦ってくる。
9:30 ようやく搭乗口内に入り、パスポートコントロールを受けることが出来た。今回はゆっくり妻と別れの時間をともにすることはできずバタバタしていた。
9:35 そのまますぐ機内に案内された。このチャイナエアライン台北行きはそれ程込んでいなかったが、5分置きくらいに出発がひしめいており、今日は祝日と言うこともあり、搭乗口付近はとても混雑していた。福岡発アジア行きは九州近隣居住の人たちには便利なのであろう。
9:55 定刻通り離陸する。窓側で隣が開いており快適だった。機内では英語版の映画(ディズニーのアップ:邦題は空飛ぶ魔法のおじさんだったかな?)を観た。幼少の頃に夢見ていた気球での南アメリカ旅行が78歳になってから叶うという冒険物だったが、アニメの表情が結構リアルで面白かった。
11:20 あっという間に着いてしまった。沖縄を過ぎてからが近かった印象である。時差は日本と-1時間である。体的にもかなり楽だった。
11:35 空港が結構広い。長袖にジャケットを羽織っていたが空港内は少し暑いくらいだ。思ったよりは暑さを感じない。しかしトランクのピックアップ場所までかなり歩かされ若干疲れつつもようやく到着。トランクには今回バンダナを巻いてあるので一目瞭然だった(同じようなトランクが最近多いため)。
11:45 台湾高速鉄道桃園駅までバスで向かうことにしていた。30NTDと安い。ものの10分程度で到着した。行き交う人々の顔は日本人とあまり区別できにくいが、やはり若干異なる感じ。中に金髪の二人組が現れた。何だか懐かしさを感じてしまう。ほんの数日前までは金髪だらけの環境に曝露されていた訳だから。前回、北京空港に降りた時に感じた違和感の一つ(約2ヵ月ぶりに西洋からの帰還の際)は髪の毛の色が皆黒かったことと、顔が大きく見えてずんぐりしている感じだった。
12:00 台湾の新幹線駅(桃園)に到着。外観は新しく立派。
IMG_2501.jpg
ここでE-DA病院の秘書さんに電話することにしていたのだが、アナウンスが中国語で良く聴き取れず、駅員に代わってもらって何とかつなぐことができた。最終の左営駅まで誰かが迎えに来てくれるということになった。何とも親切な対応である。
12:28 指定席で1130NTDなのでまずまず安い方か?1時間38分で到着するようだ。駅は洗練されており、北京よりも乗り降りが楽である。座席は日本の新幹線よりも若干広いように思えた。結構快適で途中うとうとしてしまう。即席中国語会話の勉強はほとんど出来なかった。。。。
14:06 最終の左営(Zuoying)駅に到着。ここも綺麗な駅で広い。改札を出ると、自分の名前を書いた紙を持った男性が待っていてくれた。何とも親切なのだ。FZ製薬のプロパーさんだそうで、おそらく教授が指示して迎えに行くよう言われたのだろう。ちょっと気の毒にも思える。。。英語がそこまで達者ではなかったものの、色々と病院のことや高雄のことを教えてくれた。トヨタの社用車で病院まで20分弱で到着。病院と大学は隣接しており、遠くからでもその規模の大きさが解るくらいである。ベッド数は1100床程度とチャンガンに比べれば小さいが外観は新しく綺麗で整った印象がある。
14:40 病院正面玄関に秘書のCrystal Chenさんが迎えに来てくれた。メールでやりとりしていた女性だ。少しだけ日本語も話せるようだ。明るくて聡明な印象だ。
14:50まずは医局のようなところに荷物を一端置いておいてから、ネームカードやPHSの手配などの部署に案内してくれる。事前に手筈が整っているよう。とてもテキパキしていて良い。そこの担当のAmyさんがPHSの使い方や磁気入りのネームカードの使い方などを説明してくれる。皆さんとても優しい。日本人に対しては好意的な印象を受ける。北京での空港係りなどの対応とは偉い違いである。
15:10 医局の方々にお土産を幾つか分配後、今度は教授に挨拶(まだ外来中だった。今日は朝から晩まで外来だそうだ。遅い時は23時くらいまでかかることもあるらしい!!)。教授は私の事を覚えていてくれ、ようこそ!と歓迎してくれる。とても人の良い教授だ。話し方やそぶりで何となく解る。この人はきっとかなり良い人と思われる。
15:30 今度は、Chenさんが私の住む場所(single domitory)に案内してくれる。病院玄関から歩いて数分の所に大きなマンションが幾つか建っており、そこが居住区になっているようである。看護師や医師などの職員が(主に若手)住んでいるよう。かなり立派で管理人もしっかりついておりsecurityも万全のようだ。管理人室でインターネットの接続方法のパンフレットをもらって部屋まで行ってみる。ベッドは二つあり(2人住める設計になっているよう)思ったより広い。バス・トイレもついている。洗濯機や炊事場は同フロア内にあり共同で使うようだ。なかなか快適かも知れない。ここを2週間程度タダで泊まらせてくれるのだからかなり助かった。
16:30 まずはトランクの荷物を広げ生活しやすく設置する。その後、部屋でインターネットが接続できるかどうかトライしてみる。管理人にもらった説明書は英語版なのだが、部分的に中国語が混ざっており、解読に若干苦労するものの何とかつながることが解り安心する。
17:00 まだ外は明るい。今晩教授が夕食に誘ってくれているのだが、外来終了後(PM8時30分頃)ということだったので暫く時間が空いている。病院見学と残りのお土産を持って整形外科外来を訪れた。まだ教授は外来中で、外来看護婦との会話を試みる。基本的にはみな英語は苦手なようだが中には解するものもいて、何だかんだと情報をgetする。
17:30 日本やオーストラリアに若干住んでいたことがあるという女性(Lilly)が、日本語を少し織り交ぜた英語で積極的に話しかけてくれる。とても世話好きな人で、何かあれば何でも言って下さいとのことで、病院地下の食堂街なども案内してくれる。そこには24時間営業のセブンイレブンもあって便利そうである。
18:30 彼女と別れた後はぶらぶらと院内を一人で散策するも、戻りたい医局になかなか戻れず苦労する(2つ建物(棟)があり、建物同士は1・2階と5階でしか接続されていなかったため、混乱してしまった)。
19:00 ドミトリーに戻り、日記をつけることとする。ブログ公開は今回は難しいかも知れない。。。なかなか時間が取れなそうだからだ。
20:10 医局に行ってみる。ぼちぼち戻る頃かなと自分に与えられた机(何とも2週間の研修なのに・・・)でNHK中国語会話を勉強してみる。
20:30 ようやく教授が戻ってきた。あまり疲れを見せず元気である。遅い時は23時位までかかることもあるそうなので、今日はかなり早い日だとか(でも異常!!)。。。。
20:40 病院玄関前に外来看護婦が待っており、運転してくれた。かなり長い付き合いのようで個人秘書の関係のようでもある。フローラさんといい英語もなかなか解ってくれる。
21:10 街中の鉄板焼き屋に到着。彼女のお薦め店のようだ。2人はことごとく私に親切でとても恐縮してしまう。特に彼女は自分の食べる間もなく甲斐甲斐しく肉を焼き続けていたのが印象的だった。
IMG_2527.jpg
22:30 宴もたけなわで明日のこともあり皆ノンアルコールで終了した。再び車で病院まで送ってくれる。
23:00 最後にセブンイレブンで必要物品まで買い与えてくれるもてなしの良さ・・。何とも初日から熱烈接待に驚いてしまった一日であった。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

-|2009/11/8 高雄市内観光に連れて.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。